回遊魚

回遊魚は一定のエリアに止まらず、広い海域を一定の経路で泳ぎ回り移動する魚。

一般には大きな群れを作って季節移動するカンパチ、ヒラマサ、ブリ、マグロ、カツオ、サバ、アジ、イワシなどが代表的な回遊魚である。
回遊魚の多くは外洋性の魚で黒潮、対馬海流といった暖流に乗って沿岸に近づく。
ルアーで狙える回遊魚は、イナダ、カンパチ、サバ、カツオなどで、回遊魚は主に小魚を捕食するフィッシュイーターなためルアーへの反応も非常によく、群れに当たれば数釣りも可能となる。
回遊魚の釣れる時期としては、太平洋側では黒潮が日本の沿岸に接近する夏から晩秋にかけて、日本海側では春と秋で、釣れる場所は基本は外洋に面した防波堤、磯、サーフとなる。
ポイントとしては、塩分濃度が高い海域を好むため潮通しの良い先端部分に集中するため、暖流近くの離島などは回遊魚を狙うためには絶好の釣り場となることが多い。